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最終目的は何だったのか、いまだによくわからない田南部氏

日本の御家芸とも言われた女子レスリング界に突如訪れたパワハラスキャンダル。第一報に衝撃を受けた人もたくさんいるのではないでしょうか。栄氏の言い分、レスリング協会の言い分、谷岡学長の言い分、伊調馨氏の言い分、それぞれの立場で、どういう意図があっての発言なのか興味深く聞いていましたが、こと、田南部氏に関しては、ちょっと腑に落ちないことが多いんですよね。そもそも彼は、女子チームの指導者ではないですよね。男子チームの指導者です。それが何故か、伊調氏の特別コーチのような振る舞いをしだした。しかも、本来の役割である男子チームの指導を後回しにしていた、というのは、両者の言い分から明らかだと思います。田南部氏に伊調氏の指導をやめるように言った、と双方が認めていますから。この時点で、田南部氏は本来の職務を全うしていないのに、自分勝手に伊調氏の指導に手を出して、栄氏から指摘されたのでは?という予測が出来たんですが、先日急にレスリング協会がパワハラを認めたので、真相は闇の中でしょうね。伊調氏の指導を希望するなら、男子チームから外れるのが筋だと思うので、パワハラが認定された今でも、何だかなぁ、という気持ちでいっぱいです。また、存在自体がパワハラだとか酷い言われようだった谷岡学長の発言ですが、『伊調さんは選手なんですか?』は、この問題の本質を付いていると思いますね。彼女の言う『選手』が、『公式試合に出場する資格のある人』だとしたら、今の伊調氏は選手ではありません。どのスポーツ協会も、大会の大小問わず、出場するためには事前に協会に『選手登録』が必要です。学生時代、運動部に入っていた人は聞き覚えがあるはず。毎年年度始めにありましたよね。幼稚園児も小学生も、試合に出るには欠かせない手続きです。さて、渦中の伊調氏、騒動が発覚した時点でレスリング協会に『選手登録』していませんでした。つまり、試合に出るつもりが無いということです。練習場所が無い云々より、試合に出る手続きをしていないのです。これを踏まえての谷岡発言。ごもっともですよね。確かに彼女の話し方は気分の良いものではありませんでしたが、この部分を省いて報道したら、世間にパワハラだと思われる、マスコミの意図が見えてしまいます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180415-00000005-sph-spo

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