SSブログ

中東の悩ましさ「米英仏のシリア攻撃で過激派の活動再燃」

シリア情勢の悩ましさは世界の火薬庫と言われる中東一番の問題ではないでしょうか、シリアを支援するロシアとトルコはそれぞれ異なる事情から支援をしているのである意味ロシアとトルコはシリアを支援しながらも互いの利益関係で対立しているし、方やアメリカ、フランス、イギリスは化学兵器を使用したという理由ででシリアを軍事攻撃を実施していますが、世界のどの国であっても化学兵器の使用を禁止させるためにも厳罰を処するとの名目ですが果たしてそれだけなのでしょうか、本音は科学兵器使用に対する懲罰と言っていっていますが、実はロシアと緊密な関係を持つアサド政権の崩壊を狙ってのことではないのでしょうか、アサド政権見れば中東で覇権をねらうロシアとアメリカの対立がこの問題を余計に難しくしているように見えてなりません。

ニュースを見る限りアサド政権は人道上の問題のある政権ではあるのですが単に政権崩壊を狙った場合隣接するイラクやトルコはアサド政権転覆を狙うクルド人勢力が政権を取られては今以上の危険度が増すことになるし、アサド政権が弱ればまたISのような組織が活性化し自国の領土に危害を加え兼ねないことを考えれば、経緯材的にはアメリカやロシアとの関係を構築したいと思いながらも、本音のところではロシアと対立するトルコがアメリカ、フランス、イギリスの化学兵器使用に対する報復攻撃に賛同できず、イラクもIS組織の再燃に憂いを抱くことになり中東情勢は益々混迷を深める結果となてきました。

個人的にはアサド政権の崩壊を望みながらもISの復活であの悲惨なことが起きて欲しくないと思うのですが、何処をへこましても別の問題が突出してくるシリア問題は、本当に悩ましい問題に思えてきます。

微妙なバランスで持ちこたえている中東は武力なしで解決できないのかと思うものの地政学的に大きなこの地域は今後もこの形は継続し続けるのでしょうね、ニュースを聞くたびにこの悩ましい問題は話し合いで解決できない人間はなんて愚かなのかと思えてきます。

スポンサーリンク


観光地の期待値設定って難しいですね |- ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。